理想と現実の乖離に苦しむよりも今の自分に宝の山がある!と思う。。
学生時代にプロ志向のバンドで歌っていました。
プロ志向とはプロを目指すと言う意味です。
凄まじい意気込みでしたがプロになるという漠然とした目標で漂流状態。
全身イレズミ、全身ピアスのイカツイ野郎ども。右も左も。
あーでもない、こーでもない、ずーっと会議でした。
(自分はナチュラルです。イレズミ嫌いなんで。)
合言葉は、
30までに死んでやる!
1995年 大阪 アンダーグランドミュージックの成功物語は空中分解。
2017年ラジオ局で録音をするので練習しているのですが、彼らの事をすごく思い出します。
20年前の彼らだったら狂喜乱舞していただろうな。
プロにこだわる事なく楽しくやっていればよかったのに。
社会のボトムにいるかもしれない、でも真摯に激しく燃やす生命感がスリリングでストレートに心を打つ。
そんな刹那の煌めきを音楽に求めていたなら、それをやればいい。
オッサンの俺が若者だった自分に言いたい。
金ばっかり向いていると金に支配されるで。
自由へ走ろうや。
クズでもクソでもいいんだ。
自分を加速させたら風圧がすごいよ。悪口のオンパレード、誹謗中傷、直面するよね。
こないだは友人のライブに行ったらステージ上からやられて苦笑だった。ありがとう。
人のせいにしたり人を蔑んだりして優越を感じてる野郎の重力を振り切って自由へ向かってほしい。
爆音で単車走らせて迷惑かけることでルサンチマンを晴らしている気持ち悪いヤツらと同類になって欲しく無い。
加速して加圧されてゆくと、自分が本当に必要とするエモーションが見えて来るよ。
感動する言葉やサウンドが聞こえて来る。
その加圧された結晶が光を放つ。
日常の中に煌めきがあるから音楽が成り立つ。
プロだから、上手いから、カッコイイから、という次元じゃないよね。
ちなみに、自分が音楽事務所で生きて行くのをやめたのは
小室哲哉的な音楽がどうしても合わなかったから。
夢なんかより譲れない物ってある。絶対。
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