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音楽は嘘をつけない。


つくづくそう思います。

今日、ギターを弾きに行ったらFender 65 Twin Reverbに出くわしました。

50年という時間が生んだビンテージアンプ。

アンプとはギターにつなぐ音響機器。

枯れてるけど澄んでいる。

そんなクールな音色に心を奪われてしまいました。

 

なぜ語りかけるように聞こえるのか?


甘過ぎない。湿っぽすぎない。

アンプのパワフルな音圧と伸びのあるアナログ音。ストレートな表現力の多彩さを感じます。

心に語りかける言語を持っています。


チャールズ ダーウィンの言葉を思い出しました。

 

言語が自然の音、他の動物の鳴き声、ヒト自身の本能的な叫び声を記号やジェスチャーの助けを借りつつ模倣・改良したものに起源を負っていることは疑いえない。 —  Charles Darwin, 1871. 

 

ダーウィンは自然の中に言語の起源を感じました。

万物に流れるエモーションが言語になった。つまり音楽が先にあった。

 

だから嘘をつけない。

これは言語そのものが宇宙的なつながりがあると言えます。


言語は何の為に?

言語こそが人間性の本質だという研究結果があります。

世界中には様々な人種がいますが、すべて言語を持っています。

言語体系が社会や人そのものを成り立たせる重要な役割を担っている。

脳化学者のオリバーサックスは 言葉を話せない聾者の研究で述べています。

「言語体系を獲得する機会を持たなかった人は人間としての人格を形成することができず、動物の状態から抜け出せなかった」

オリバーサックス著 手話の世界へ

そのため、視覚認識ができる幼児の時点で手話による言語体系を身につける事で人格を得る事ができると。

 

つまり言語そのものが人であると言えないでしょうか?


チンパンジーと人間との圧倒的な違い

その昔、オリバー君というチンパンジーがいたそうです。

先出の学者とは関係ないですが(笑)

 

オリバー君は

常に直立2足歩行をすること、頭髪が薄い外見、人間の女性に発情する。ビールを飲み、煙草を吸う。染色体の数が人間が46本、チンパンジーが48本なのに対して、オリバーは47本である。(wkipediaより)

日本テレビでは出演料500万円を払い、1976年7月22日に「木曜スペシャル 謎の怪奇人間オリバー!」を放送。

なんとこのオリバー君のために人間の花嫁を募集。1000万の懸賞金もあったために数十人の女性が応募したそうです。

 

でも、これは演出そのもので、UFOデレクターの矢追順一が作った嘘っぱち番組でした。

実のところ、演技していない時は野獣そのものになってしまい、ホテルで糞尿をまき散らし担当者が殴る蹴るの暴力を振るいました。その担当者がテリー伊藤。オリバーはテリーに恐れをなし、二度と視線を合わせようとしなくなったそうです!

 

結局、オリバーはアメリカに帰国後、見世物小屋へ。飽きられると檻に入れられ結局、ただのチンパンジーに。


どこが違ったのか?

それはやはり、言語そのものでした。

人は2足歩行の結果、咽頭が下がり母音や鼻音が表現できることで言語を取得できたのです。

 

言語そのものが人そのもの。

言語も磨きをかけるようにブログを頑張りますね。

あと、その本質と言える音楽も学んでゆきます。

実はこの「言葉はどこから来たのか?」

フランスの学会ではこの主題を禁止するまでに至った経緯があります。

それだけ重要な本題。長くなってしまいましたが、自分の中ではすっきり感があります。

ブログって本当に素晴らしいですね!

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