【昭和ミステリー】バレンタインはいかに国民的行事になったのか?
誰が仕掛けたのか?
バレンタインの紆余曲折は興味深くて
大企業が宣伝広告で煽っても流行らなかったのです。
まず、バレンタイン発祥と言われるモロゾフ。
1936年2月12日
戦前ですか!創業者がアメリカの友人に聞いて始めたそうです。モロゾフのホームページによると
日本のバレンタインデーはモロゾフから始まりました→http://www.morozoff.co.jp/quality/valentine/
なんかオシャレです。当時の広告。品があります。が流行りませんでした。
1958年にメリーチョコレートカムパニーが伊勢丹と組んでやったキャンペーン
メリーチョコレートはモロゾフの菓子職人だった原さんが1949年に立ち上げた会社なので何らかの情報はあったと思います。
が、売れたのは3日間で5個。不発でしょう。このキャンペーン。
1960年に森永製菓が伊勢丹と組んでやったキャンペーン
1968年にソニーがソニプラで仕掛けたキャンペーン
チョコレートとバレンタインの接点が解りました。
ところが大手のキャンペーンにも関わらずブームにはならなかったそうです。
ところが、1970年代にブレイク。
何が、何があったのでしょう。
たぶんコレです!
これ、もらいましたよ。チビの時。恥ずかしかった!
それだけこのCMのパワーすごかった!
今見てもドキドキします。
「知らなかった!」と兄ちゃんが言っています。
女の子が告白で使うとは、、「知らなかった!」
男の子をゲットしてチョコをかじる女子のドヤ顔がたまりません!
これ。エポックメイキングな文化が生まれた瞬間ではないですか?
不二家のハートチョコ!
歌は山下達郎!
値段50円!
勝手ですが。
バレンタイン仕掛人は不二家と山下達郎だと思います!
<雑記>
あぁ〜。当時のCMはパワー溢れた歌に満ちてました。
カップヌードル、化粧品、サントリー、コカコーラ
文化を作るんだって作り手もスポンサーも意気込みがあった気がします。
マスが猛威を振るった時代。ナウいなんて言葉もありました。その通り音楽も消耗品でした。