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価格とは何だろう?

第83回 東京インターナショナルギフトショーが東京有明の国際展示場で開催されました。

雑貨を中心とした商材の見本市でアパレルや食材(違うテーマのイベント併設)幅広い内容となっています。

今までとの違い

この何回かでドメスティックな違いが起きています。

3年ほど前は深センや新興国を中心とした価格で攻めている会社が軒並みテナントを連ねていました。

驚く程安い(国ぐるみのダンピングと言う人もいる)テナントが集積したコーナーが無くなっていました。

それらしきテナントに声をかけると価格の高さに驚きました。以前と3倍以上の価格とミニマムの仕切りがあります。

どんな商品が目を引いたか

ではどのような商品が目を引き、可能性を感じたか?

①新機能

②新視点

③語る

①新機能は言うまでもなくイノベーションによる新しい機能です。熱温度で変わるインクなど素材系が多かったです。

②新視点は今あるものを工夫することで新しい楽しみ方のできるもの、例えば楽器が使わない時に照明としてインテリアになるなど多数散見して「すごいね!よく思いついたね!」そんな言葉が出るようなアイデア商品です。

③語るは、商品がストーリーのシンボライズされたモノ。世界観を持つコンテンツとして存在します。

SNSの影響か?

特に強調したいのがこれらが強みを発揮しているのが、一人一人が発信源となるSNSです。

ライフスタイルの中にこれらの商品が存在する事によってライフスタイルそのものがコンテンツとなります。

中途半端な安売りは共感を得れません。すなわちコンテンツとして成立しないのです。

ドラマのような関係性

商品が商品として単体で存在するのでは無く連結したストーリーの中で評価される事を考えると消費にも影響を与えます。

クリエイトすることはいかに安くでは無く、世界観を変える視点を持ったアイデアです。

安いだけのモノは限りなくゴミに近いと認識を新たにしました。

ゴミを活用するのもまた素晴らしいライフスタイルで否定はしません。

総記

もはやトップダウンの情報発信がボトムアップへ逆流している。

消費は使い切る事ではなくストーリーを使用する事に変わり始めている。

思想や観念といった深層まで一貫した構成が鍵となる。

 

ギフトショーは知恵と努力の結晶でした。また行きたいと思います。

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