「ニトリ 成長の5原則」を読んで違和感を感じたこと
ニトリの成長戦略は市場の寡占が基本か?
事業や仕事で上手く行かない事。ありますよね。いや、うまく行かないことばかりではないでしょうか?
世の中の会社、8割が赤字だそうです。
これってスゴイですよね!あれだけサラリーマンがぎっしりいて、2割だけですよ。利益出してる会社に所属しているのは。
これから社会保障なんてどうするのでしょう?
なぜ、このようないびつな構造が出来、成り立っているか?
ひとつのヒントが最近読んだ本にヒントがありました。
「ニトリ成長の5原則」
サプライチェーンを展開して時価総額1兆5000億円
価格を安くする事で暮らしはよくなる、、。ああ、便利な世の中になったもんだと思いますか?
亡くなった私の師匠、小島茂教授は以前はアメリカも小売店、商店街があったと言います。
ところがウォルマートなど大手サプライチェーンが規模の力で無慈悲なコストカットを行いシェアを圧倒。小売店を潰したのです。小売店に務めていた従業員は失業。その街にウォルマート等以外の雇用主が事実上いなくなるので賃金の相場はウォルマートが一方的に決めてしまう。
市場の占有ですね。いま、価格競争の中で小売店や中小企業は利益を出せない状況にあるのかもしれません。
そうだとしたら、本当に悔しいですね!
僕は会社の社長としてこの流れに反逆します。
仕事はお金だけじゃありませんよね!会社は自己実現の舞台です。
同じようにお金を使う事も自己実現の方法です。
SNSをはじめとしたコミュニケーションツールも自己実現ですよね。
ここに時代のキーワードを感じます。
安いから、では無くて「最高の自分にふさわしい」から購買活動をした方が夢やビジョンを鍛える事ができます。
あと、多様性を無視した進化は滅びる傾向が強いのです。
単一雌雄同体の生物は病気の際にコロニーが全滅する確立は高くなります。
ニトリが安いや!最高! 商店街潰れる。ニトリ様に雇用される。
中国からさらに安い巨大チェーン登場。
恐ろしいシナリオの中にいると認識した方が良いのではないでしょうか?
仕事も人生も生活も隷属されるなんてまっぴらごめんです。
困難でも諦めずに「最高のあなたにふさわしい」ビジョンを掲げて時代を謳歌したいですね。
新しいネクストの輪郭はおぼろげに見えて来ています!